シロとクロとその間の世界

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はじめての胃部X線検査(1)

はじめて本格的な健康診断を受けることになった。

これまでは身体計測の延長のようなものに、尿検査と採血があるぐらいだった。

 

何をもって「本格的な」健康診断と言うのか。婦人科系の検査が加わったこともあるが、一番ははじめて受ける胃部X線検査が加わったことだ。

 

先輩たちが「あー、明日バリウムだー」と憂鬱そうに話してた、あの、胃部X線検査。

バリウムは一気に飲まないといけないらしく、なおかつカラダから排出されにくいらしい。

 

あのコップにたっぷりと注がれた白濁した液体を思い浮かべる。どんな味がするんだろう。美味しくないことだけは確かだ。私は胃が弱く、(この年にして)呑み込みの力も弱い。上手く呑み込めなくて、再検査になってしまったらどうしよう。何回もやるのは避けたい。

 

健康診断の手引きには、「胃部X線検査で気持ち悪くなられた経験のある方はご連絡ください」との趣旨の記載が・・・。そんなこともあり得るのか。

 

どんどんこの検査にビビり始めた自分がいた。

 

 

当日頑張って早起きした私は、健康診断を専門とする医療機関にたどり着いた。この手の施設はきれいなところが多い。事前に送られてきていた受付表にバーコードが付いていて、それを機械にかざすと、受付番号がかいた紙が機械から出てきた。なんともシステマティックだ。今日はこんな様子で、どんどん流れ作業に乗せられて進んでいくのだろう。

おまけに受付の女性たちも、なぜか若くて美しい方ばかりだった。私の受付をしてくれた女の人もとっても綺麗な人だった。

制服の黒いスーツに、青いスカーフを巻いてそれがよく似合っている。茶色い髪をアップにして、長い前髪は額に綺麗にかかっていた。にごりのない大きな目に、上手にアイメイクが施されてる。・・・と私が観察しているうちに、私の尿検査キットと便検査キット(どちらも事前に家で採取)をひょいと奪い、中を確認している。慣れているらしく、全く嫌な顔せずに冷静に見つめる様子にこちらが恥ずかしくなってくる。

 

ロッカーの鍵なるものを渡され、ロッカールームへ誘導される。ピンクの検査着に着替えて外に出てみると、私の目の前にはずうっと奥まで広がるだだっ広い検査室が現れた。

目の前に縦の長さが異常に長い長方形型の部屋が広がっている。ところどころに丸い看板で番号が表されている。それがそれぞれの検査の部屋らしく、その部屋の前に看護士さんがそれぞれ立っていた。

 

よくわからず座っていると、名前を呼ばれて検査表の入ったバインダーを渡される。「○番に提出し座って待っていてください」とのこと。それぞれの番号のブースにバインダーを置く棚のようなものがあり、提出する。ぼけっとして待っているとすぐに名前を呼ばれた。

 

しょっぱなから乳がんの超音波検査でビビる。しかもこの施設、女性の検査は女性と徹底しているらしく、医師も看護士も女性。この乳がんの検査の先生はベテランっぽく、白髪交じりの年配の女性だった。ため口で矢継ぎ早にテキパキと指示されてビビる。

思ったより痛い思いをし、思ったよりも時間がかかってしまった。

 

その後身体計測や採血、耳の検査、血圧と進む。検査が終わると次は「○番へ進んでください」と看護師さんから指示を受け、次のブースの棚にバインダーを提出する。

やはりとてもシステマティックに検査が進行していて気持ちがいい。

気付けば残りは子宮頸がんの検査と・・・胃部X線の検査だ。

この長方形の部屋の奥に進めば進むほど、本格的な検査の部屋になっているようだ。遠目から見るとその奥のゾーンには言い知れぬ恐怖が漂ているように見えた。

どんどん奥へと進んでいくと、恐怖の気持ちがどんどん湧き上がって来た。まずは子宮頸がんの検査だった(検査が終わるごとに、「次は〇番へ行ってください」と言われるのでなんの検査かはブースに行かないと分からない)。

子宮頸がんの検査は何とか終え、最後は胃部X線だけとなった

 

つづく・・・