シロとクロとその間の世界

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にわかファンでもいいですか?【10月は野球の神シーズン】

野球。

10月後半はオフシーズン前の最後のお楽しみの時期だ。

 

まずドラフト会議がある。

テレビで見られるのは始まりからの1時間だけなのだが、その1時間がとても貴重。各球団の代表者が入場し、各球団の1位指名選手が決まるぐらいまでが一番面白い。

 

球団の代表者がくじを当てた瞬間のリアクションが面白い。

今回は、楽天石井一久GMがくじを当てたときのポーズが可愛かった(笑)。

 

そして今年は何といっても、吉田輝星投手に注目した。

彼はいろいろ物議を醸す存在だったかも知れないが、同じ地元出身の人間としては彼のまっすぐな野球に対する向上心がこのままこの先も保たれるよう、強く応援している。そしてそれができる人だと思う。

 

だらしない制服姿や細い眉毛などを見て、彼の素行が悪そうだという見方をする人がいるのではないかとヒヤヒヤする。

そしてドラフト会議の後に放送される「おかあさんありがとう」に出演した時の、生中継での不愛想さ。中居くんをはじめとした有名人と中継が結ばれて、ありがとうとお祝いの言葉をかけられても軽くうなずくだけ。これも彼の態度が悪いと批判的な見方をする人がいるのではないかとヒヤヒヤした。

 

でも、そうじゃない。

同じ地元出身のわたしには感じる。

彼は意外にも口下手で照れ屋なところがあり、軽々しく抱負や将来の目標を語ることもできないくらい真面目なんだ。

そして人々を引き付ける「スター性・カリスマ性」と、普通の感覚や不器用さ・純粋さを持ち合わせた若き野球少年なんだ。

吉田投手本人すら、そのことに戸惑っていると思う。

 

そして、甲子園で一気にスターダムにのし上がりその進路に注目が集まったことで、マスコミに対する不信感なども芽生えただろう。

 

どうかどうかまわりの大人たちが彼の野球に対する目標を見失わないよう、見守ってあげてほしいと思う。

ドラフト会議のあとのインタビューで成功できるかどうかはこれからだ、という趣旨のことを彼は話していた。

彼はきっと周りが思うよりもわかっているし、周りが思うよりも真面目な人間だと思う。

彼がプロの舞台で活躍できる日を、わたしは待っている。

 

 

そしてもう一つ、この時期は日本シリーズがある。

 

少し前のように日常的に野球中継がない昨今、毎日野球の試合が見られるこの時期はありがたい。

日本一を決める試合なのだから盛り上がるのは当然なわけで、にぎやかな球場で熱い戦いが繰り広げられるのをテレビで見られるのは、なんとも贅沢だ。

応援の声援をBGMにプロ野球が見るとテンション上がる。

 

そして見どころはもちろん試合や選手なのだけれど、監督の表情や試合を見守る姿にもわたしは注目している。

お金がないほうに惹かれるわたしは広島を応援するのだが、工藤監督を見ていて思うことがある。

 

ほかの監督には思わないけど、工藤監督には思うこと。

それは、心から楽しそうだ、ということだ。

 

もちろん尋常じゃないプレッシャーを背負っているとは思うし、シビアな決断を瞬時に迫られるストレスなどもあるのだろうと、にわかファンのわたしでも推測できる。

 

でもどこか、どのようなときにどのカード(選手)を切るか?という選択、そして試合に対する観察など、実にひょうひょうとした様子でこなしているように見えることがある。

 

ほかの監督は緒方監督のようにじーっと、重い暗い表情で、あまり動かず静かに試合を見ている。

工藤監督ももちろんそのような表情をしていることもあるのだが、たまに垣間見えるひょうひょうとした、いい意味で監督っぽくない姿を見ると、この人は本当に野球が好きで、本当に楽しいんだなあ~と、のんきなことを思ってしまう。

厳しい表情のときでも、思いつめた重たい表情には見えないのだ。

招き猫を思わせる、くりくりとした目で可愛い顔だちのせいもあるかも知れない。

 

ソフトバンクは資金潤沢で、だから強いなんて言われ方をしているのをネットで見かけることがある。

ほんとうにそうだろうか?

ホームでの試合に勝利した監督インタビューで、ファンに感謝を伝え帽子をとってお辞儀をしたとき、工藤監督の目が潤んでいるように見えたのは気のせいだろうか?

 

恵まれた環境と、ファンへの熱い感謝の気持ち、選手一人一人の役割に応じた能力の高さ、そしてそれを使いこなす監督の采配。

それらがすべてそろった球団が、ソフトバンクなのではないだろうか。

 

でも今回は、どうしても広島を応援させてもらう。

広島がそんなソフトバンクを抑え、優勝する姿を見てみたいんだ。

頑張れ。