シロとクロとその間の世界

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【プリティ・リトル・ライアーズ⑧】脇役から学ぶ「無償の愛」

「プリティ・リトル・ライアーズ」ついに観終わってしまったわたしです。

 

シーズン1から7までのこのドラマを、気づけば夏からほぼ毎日(!)見続けて来ました。毎日、4人そして5人になったライアーズたちと時間を過ごしてきました。もうここでドラマは終わり、つづきはないと思うと、とっても寂しい・・・。

今は(よく言えば)斬新な終わり方に呆然としつつ、もう終わってしまったんだなあとしんみりしつつ・・・な感じです。

スピード感がすごくて、ついていくのがやっとのドラマだったので、もう一度最初から観ようかな、とか真剣に思ってます・・・。

それぐらい面白くておしゃれなこのドラマに魅せられています。

 

このドラマは犯人は誰か?という謎解きがストーリーのメインの見どころになります。そのため「この人怪しい!!」という登場人物も何人も出てきます。

でも最後まで観終わった今だからこそ思う、「この人、実はただのいい人だったんだ」という登場人物について書きたいと思います。

 

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メリッサ(スペンサーの姉)

スペンサーの家「ヘイスティングス家」と、アリソンの家「ディローレンティス家」。この2つの家が、このドラマのミステリーを生み出し、かき回してきた元凶と言えます。それは最後の最後まで言えることです。

メリッサもずっと怪しさ万歳の人物でした。
でも実は妹であるスペンサーに疑いがかからないよう守るため、アリソン(実際は別人)を殺してしまったということが判明します。
その後もアリソンを敵視する姿やスペンサーに嘘をついてしまう場面もありますが、すべて家族やスペンサーのためでした。
今総括してみると、妹への熱い思いを持ったいいお姉さんだったんだなとわかります。

 

ペイジ(エミリーの元カノ)

ペイジはシーズンの途中から登場し、水泳を通じてエミリーと出会います。そしてアリソンや元カノのマヤの存在を気にしながらも、エミリーと長いこと関係を持っていました。エミリーは何人かの人と恋をしましたが、ペイジが一番長く付き合っていた特別な人物と言えます。

 

大学に進学後は疎遠になっていたのですが、シーズン7でエミリーと再会します。そして母校である高校で、同僚として働くことになります。

 

ペイジはそこでまたアリソンとエミリーの関係が気になってしまい、アリソンとバトルし険悪なムードになることがあります。

ペイジはアリソンが失踪する前に、嫌がらせを受けていた時期もありました。一時期アリソンを恨んでいるモナを中心とした会みたいなやつに誘われていたし、何か【A】に加担しているのでは?と思わせる人物でした。

 

ずっとどこか怪しい・・・と思っていたペイジなのですが、エミリーへの愛に満ちためっちゃいい人でした。

 

シーズン7でペイジはエミリーと再会し、関係を再開していきます。ペイジは別の学校から条件のいいオファーを受けるも、エミリーのためにそのままローズウッドに残る決意までします。

しかし、なんとなんと【A・D】の策略でエミリーが提供した卵子で、アリソンが妊娠していることが判明(えぐ過ぎる展開)。

エミリーとアリソンはその子を産むかどうか、悩みに悩みます。そしてエミリーはペイジにもそのことを打ち明け、さらにアリソンに赤ちゃんを産んでほしいとお願いしますが、アリソンは決断することができません。

 

そこでペイジの出番です。

犬猿の仲であるアリソンのもとに1人で訪れ、アリソンと話をするのです。アリソンの妊娠を気遣い、エミリーのことを愛しているかどうか、問うのです。アリソンはありのままのエミリーへの気持ちを正直にペイジに語ります。ずっと嘘をついてばかりだったアリソンから、正直に話を聞けたペイジは何かを悟ったのでしょう。最後にふたりの子供ならきっと可愛い赤ちゃんだよ、と言って去っていきます。

 

あんなに嫌なことをされてエミリーとの仲も邪魔されて、大嫌いなはずだったアリソンに最後にペイジはこのような思いやりある行動をとるのです。

本当なら再会したエミリーと幸せになりたいはずなのに。

そのペイジとの会話をきっかけにアリソンは出産の決意を固め、エミリーとアリソンは幸せな二人の道を歩み始めます。

ペイジのエミリーへの無償の愛から起こしたこの行動を思うと、とっても切ない気持ちになります。

 

ルーカス(ハンナの友だち)

シーズンの初めからずっと登場していたルーカス。

ハンナに憧れて、いつも頼みごとをきいたり助けたりしてくれる存在でした。

ルーカスにも【A】の疑いがかけられたこともありましたが、結局脅されていただけでした。さらにシーズン7でも【A・D】の疑いをかけられていましたが、結局は違いました。

 

ルーカスはシーズン7でもハンナに手を貸そうとします。

投資家として成功したルーカスは、デザイナーとしてのハンナへの投資を決意します。それがハンナの夢であることを理解し、自分にしかできない方法でハンナを助けたいとの思いからです。

この時点でなんか泣けてきます。ハンナにはケイレブという彼氏がいて、自分を異性として見てくれることは100%ないと分かっているはずなのに、ルーカスはハンナのために何かしてあげたいんですね。そしてハンナのことが本当に好きだからこそ、ハンナの本当の夢を理解しそのために何かをしてあげたいと思っているのです。

 

結局その投資話はぽしゃってしまい、ルーカスは莫大な資金を失うことになってしまいます。そのことをハンナが謝罪し落ち込んでいたとき、ルーカスはそれでもハンナを責めることもなく、また稼げばいいと言って慰めます。

 

気弱で影のあるルーカスはずっと怪しさを持った人物でした。しかしルーカスはシーズンの初めから最後まで、ハンナのために何かしてあげたい助けてあげたいという思いを持っています。

ペイジ同様、ハンナへの強い無償の愛を感じます。

 

気弱なキャラクターのルーカスですが、こんな側面があると思うととても魅力的な人物思えます。

 

終わり

ペイジとルーカス。

本当に脇役で華のない(失礼)二人でしたが、想う相手への「無償の愛」を強く感じます。こんなに強く誰かを思い、自分のことは度外視でその人のために行動できるとは、なんて美しいことでしょう。

それでご褒美がもらえるわけでもありません。

ペイジやルーカスにとっては、相手が幸せになることこそご褒美であり、願いであるのです。それは親が子を思う気持ち、家族を思う気持ちと何ら変わりません。

そんなに強く、赤の他人である相手を思えること。自分を無視してでも、愛している相手がいること。

ペイジとルーカスは、そんな深い愛情があることを教えてくれました。