ドラマちっくな人生

まあまあドラマ好き。

【相棒】冠城亘に感じる違和感の正体

「相棒」が好きなわたしです。

 

2時間ドラマから始まった「相棒」。

その相棒をシーズン7まで務めた亀山。

その電撃降板からまったく新しいタイプの相棒として登場し、期待に応えてくれた神戸。

さらに意外なタイプの相棒として登場した甲斐。

 

この「相棒」における相棒の変遷は、楽しみの一つでもありながら、大きなリスクを伴っています。

このドラマの見どころである杉下右京との相性のよさが求められ、ひいてはそれは「相棒」というドラマの面白さにダイレクトにつながるからです。

 

シーズン14から登場した冠城亘に、わたしはずうっと違和感を持っていました。

 

進化していく「相棒」。それも「相棒」の良さであり、それが「相棒」というドラマである限り、このドラマをずっと応援したいし好きである気持ちは変わりません。

 

でも・・・なんか・・・変だよ、冠城亘!!

 

その違和感の正体は、「右京さんを差し置いて、右京さん以上に、冠城が変人である」ということです。

 

このドラマの見どころは杉下右京の変人ぶり、偉人ぶりです。

右京さんの変なところ、有能なところが見たいし、そんな右京さんが華麗に事件を解決するところが見たいのです。

 

なので右京さんの相棒は、そんな右京さんの変人ぶり・偉人ぶりを引き立てる必要があります。

 

ときには右京さんの変人ぶり・偉人ぶりに驚き、怒り、批判し、そして事件をともに解決するうちに、だんだん右京さんと言うキャラクターに魅せられていく・・・

そんな相棒の姿が求められます。そうすることで右京さんのすごさがより引き立ち、それがドラマの面白さにもつながるからです。

 

それなのに、冠城亘ときたら、、、、

右京さん以上に変人じゃないですか。

右京さんを差し置いて、捜査を仕切り過ぎじゃないですか。

 

反町さんの演技なのか、ドラマ制作側の意図なのかわかりませんが、冠城のおどけた言動も変。

右京さんにすら指図して、捜査を進めるその姿にも違和感。

 

「特命係は陸の孤島」と言わしめた右京さんに対して、こんなに対等な立場で、右京さんに対する戸惑いや驚きもなく接する相棒がこれまでいただろうか。

 

冠城の傍若無人なこのキャラクターが、右京さんの良さを打ち消しているとしか思えません。

彼が偉そうに振舞えば振舞うほど、悲しいかな、右京さんの威厳がどんどんなくなっていくように見えてしまいます。

 

この先、冠城が右京さんの敵として立ちはだかり、事件捜査をめぐって対立していく・・・という流れにでもなれば別ですが。

そうすれば右京さんの強敵として恰好の相手にはなりますし、相棒によくある警察の不祥事も盛り込めば面白くなりそうです。

そんな流れであれば、冠城のこの偉そうなキャラクターも納得できます。

 

そんな展開を期待しつつ・・・引き続き応援したい「相棒」です。