オーマイレディオ!!

小さい頃の夢はラジオDJでした。好き勝手におしゃべりする雑記BLOGです。

【デスパレートな妻たち②】母親でもない妻でもない時間が即、罪になるのか?

デスパレートな妻たちシーズン3を視聴中。

 

ここまで観てきて、「いい女レベル」が最も高いと思う主人公がリネットです。

 

それはわたしが女だから、そう思うのかも知れません。

男だったら素晴らしい美貌と気高さを持つガブリエルや、明るくてほうっておけないぐらいのドジなスーザンを選ぶと思います。

 

男から見たら男以上に仕事のできるやり手のキャリアウーマンであるリネットは、少しひるんでしまうかも・・・。

 

でも、わたしはリネットの有能さや男らしい性格が好きです。

キャリアウーマンであり、並外れた交渉力を持ち、仕事でも家庭でもテキパキと動き、口も達者なリネット。

 

そしてそんな有能なリネットを愛して大事にしてくれる夫のトム

5人の可愛い子供たちとともに仲睦まじいリネットの家族の様子は、このドラマいち素敵だと思っていました・・・。

 

 

ところがシーズン3の後半で、トムが腰を怪我して動けなくなった辺りから、不穏な空気が・・・。

 

動けないから稼げない、それでも口だけは出す、ただのうるさいお荷物状態と化したトム。

そして仕事を一人で請負い、さすがのリネットもどんどん追い詰められていきます。

 

そんなところにリネットの前に、素敵な元シェフの男性が現れます。

 

リネットはずうっと長い間、家族のために自分の時間や労力を費やしてきました。

5人の子供の子育てや家事はもちろんのこと、夫の安定しない仕事のために自分も働きに出てキャリアウーマンぶりを発揮したり・・・。

バイタリティのある有能なリネットですが、そんな自分をずっと家族のために捧げてきたのです。

そんなリネットの配慮によって家族関係、夫婦関係がうまくいっていたのだと思います。

 

そんなリネットがこの元シェフの男性に惹かれ、仕事のあとのたった30分間、彼と過ごす食事の時間をささやかな楽しみにしていたとして、誰が責められるでしょうか?!

 

賢いリネットは、彼に対して気持ちを言葉にしたり、関係性を明確にすることはしませんでした。

ただ仕事の後、食事を共にするというささやかな時間を過ごすだけ。

本当に彼に魅かれて、その時間を本当に楽しみにしているからこそ、このような方法で彼との時間をたいせつにしていたのでしょう。

 

だからその彼との関係がトムに邪魔されたことをきっかけに壊れてしまったとき、不貞行為の一歩手前だったリネットを、とても避難できませんでした。

 

こんなに頑張っているリネットが、妻でもなく母親でもなく、ただのひとりの女性としての時間を楽しんで何が悪いのだろう、と強く思いました。

 

 

大人の事情はいつも、白でもなく黒でもなく、グレー。

だから善悪の判断が、とても難しい。