シロとクロとその間の世界

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「女の幸せ」ぜんぶ手に入れた女【松嶋菜々子】が見たかった

10月7日放送のドラマスペシャル、「誘拐法廷~セブンデイズ~」テレビ朝日系列)のことです。

 

なんとこのドラマも海外ドラマ(韓国)のリメイクのようですね。

 

ドラマが終わっても、「アレは結局誰がやったのだろうか?(^-^;」という疑問が解決されずモヤモヤするところもありました。

 

そういった意味でストーリーに穴があったかなとは思いますが、松嶋菜々子の存在で面白く視聴できました。感想を書いていきたいと思います。

 

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松嶋菜々子が出てるだけでドラマが見たくなる

わたしはドラマを観るのは大好きなのですが、不思議と観たいと思ったり、実際に観るドラマは年々減ってきているように思います。

視聴率が良くても、観ようと思わないこともしばしばです。なんかドラマの内容が「予想できちゃう」ことが大きいのかなと思います。

「この演者は好感度で売っている人だから、そこを越えてくるような内容はないだろうな」と思ってしまったりとか。

 

ドラマにサプライズを求めているのかも知れません。

ドラマの設定やストーリーでもいいし、この人がこんな役を!?、という演者の姿そのものでもいい、何か一つサプライズが欲しいのです。

 

このドラマを知ったのは、テレビのCMです。その中で松嶋菜々子さんが、法廷で弁論をしている姿が映し出されたときに、このドラマ面白そう・・・と観ようと思いました。

 

松嶋菜々子さんは、朝ドラ「ひまわり」で主役に抜擢されてから数えきれないほどの女性を演じてきた女優さんです。

ざっと思い出したドラマだけでも、「やまとなでしこ」の桜子さん、「氷の世界」の影のある女性、「救命病棟24時」のお医者さん、「家政婦のミタ」でのそれまでとは全く違う機械的な家政婦、そして「古畑任三郎スペシャル」での双子の脚本家、「砂の塔~知り過ぎた隣人~」でのミステリアスな女性・・・。

 

一つ一つが全く別の姿として、印象に残っています。

今回はこんな役なんだ!!というサプライズがあります。

 

大きなスキャンダルや問題も起こさず、変わらず安定した存在でそこにあり続ける、というのは実は一番難しいことだと思います。

スポットライトの影では、地道で地味な努力を積み重ねているのだと思います。

「変わらないこと」はすごく大変なことなのに、その苦労はなかなか伝わりにくいなあと思います。

 

さらにその傍ら女性としての幸せを手に入れ、それを守り続けているのも驚きです。

女性として結婚・出産・子育てをしながら、仕事では数多くの作品で軌跡を残してきたというのは、並大抵のことではないと思います。

 

女優として成功し、さらに結婚・出産も経験するとは、「女の幸せ」を全て手に入れてると言っても過言ではないと思います。

 

このような経歴や女性としても憧れの対象である、というだけでも、松嶋さんのドラマを観ようと思ってしまいます。

 

そして今回のこのドラマ。

これまでとはまた全く違う、知的で地味目な、クールな感じの弁護士姿をCMで一目観ただけで、「このドラマ面白そう」⇒「観よう」と思ったのです。

 

松嶋さんの魅力の一つは、「今回の役ではどんな姿を魅せてくれるんだろう?」という期待を持てること、そしてその期待どおり全く新しい姿にお目にかかれる(=サプライズ)ことだと思います。

わたしのドラマに求める「サプライズ」を、存在だけで満たしてくれる女優さんなのです。

 

ドラマにおけるスタイリングの重要さ

松嶋さんを観ていて思うのが、役作りにおいてまたその俳優・女優さんの魅力を引き立たせるということにおいて、スタイリングというのはめっちゃ重要だということです。

 

先ほど挙げた松嶋さんのドラマも、一つとして同じようなスタイリング(髪型、メイク、服装)のものはありません。見た目には人の性格や思考など、すべてが現れます。

さらに髪型やメイク・服装などで、人は別人と思うほど変わることができます。

  

今回のドラマで松嶋さんは知的さや落ち着きも感じられる、女性らしいスタイリングでした。決して派手さや華やかさは感じられませんでしたが、この地味目なスタイリングから仕事に徹するプロフェッショナルな弁護士像が感じられました。

紺やグレーのパンツスーツが多かったように思います。

ストーリーとは別に、そんな松嶋さんの美しい姿を単に見ていたい、という思いもありました(笑)。

 

このドラマに出演されていた関ジャニの丸山さんもいい例だと思います。

いつもと違い、胡散臭い怪しい雰囲気を醸し出していました。

ひげやぼさぼさの長い髪、ちょっと個性的なスーツ姿をとっかかりにして、この怪しげな雰囲気が作りだされていたと思います。

そして最終的には丸山さんの演技力で裏付けされ、この役が完成していたと思います。

 

本質である演技とは全く別のことですが、ドラマを観たい、さらにはこの俳優・女優を観たい、と思わせるという点においてスタイリングはとっかかりになる重要なポイントと思います。

 

弁護士ドラマの法廷シーンが好きです。

といっても難しすぎると分からなくなってしまうのですが(笑)、「リーガル・ハイ」の法廷シーンは証人や証拠の使い方、弁論の内容も素人でもわかりやすく面白かったです。

 

海外ドラマ「アリー・マイ・ラブ」、「私はラブ・リーガル」の法廷シーンも好きです。日本のドラマと違って、感情的な弁論なども多いように思います。

 

このドラマもわかりやすかったです。松嶋さんが素人と思われる陪審員に向けて、はきはき、ゆっくり話しているのがよくわかりました。また、ジェスチャーを交えて弁論しているのもすごくかっこよかったです。 

この松嶋さんの弁護士としての演技も、サプライズの一つでした。

 

特に陪審員に向かって「犯人は被害者と顔見知りだ」と訴える、最初の法廷シーン。

「犯人は被害者の視線を逸らすために顔に傷をつけた」という弁論で、両手人差し指を立て動かすジェスチャーがめちゃめちゃかっこよかったです!

 

松嶋菜々子の部屋を荒らし、放火したのは結局誰!?

モヤっとポイントはこれです。

重要な手がかりになる証拠のメモをめぐり、松嶋菜々子の部屋が荒らされ放火されてしまいます。

実際メモを盗んだのは丸山演じる弁護士だったのですが、部屋を荒らしたのは誰なのか?、が釈然としませんでした。

 

部屋を荒らしたのも丸山?

伊武雅刀の部下?

それとも犯人?

・・・

丸山だとしたら、そこまでやる必要あるの?って感じだし、

伊武雅刀の部下だとしたら、セリフと整合性が合わない、

犯人だとしたら納得できるけど、ドラマの中で説明や匂わせはないのでたぶん違う。

(2回視聴したら、伊武雅刀の部下が部屋荒らし・放火をし、メモは丸山が盗んだと分かりました。)

 

そして最後の10分くらいで犯人が判明するのですが、その自白シーンやトリックの解明にももう少し時間をかけてもよかったのではないかと思います。

犯人がなぜ、事件の犯人を突き止めたか?という理由もよくわかりませんでした。

 

このドラマは犯人の意外性は結構高かったと思いますし、松嶋さんはじめとするキャスティングがよく、「面白かった!」という満足度が高かっただけに、このモヤっとポイントが穴のように残ってしまいました。

 

そういったモヤモヤを明確にする意味でも、このドラマは【前編】と【後編】に分けて2週連続で放送してもよかったのでは・・・と思います。

2時間ちょっとという時間に、詰込みすぎたように感じてしまいました。

 

 

画像:

フリー写真素材ぱくたそ